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版画集〈恋人たち〉1. 準クラナッハ選集、“本日休演”による ファースト・ステート



版画集〈恋人たち〉12. …裸にされた花嫁 セカンド・ステート



版画集〈ジャズ〉1.道化師



版画集〈ジャズ〉2.サーカス



版画集〈ジャズ〉8.イカルス



版画集〈聖マトレル〉1.レオニー嬢



版画集〈聖マトレル〉2.テーブル



版画集〈聖マトレル〉3.長椅子のレオニー嬢



版画集〈聖マトレル〉4.修道院



版画集〈石版画集 点より 線より〉5. 線より1



版画集〈ダフニスとクロエ〉9.クロエの接吻



版画集〈ダフニスとクロエ〉11.真昼,夏



版画集〈ダフニスとクロエ〉17.フィレタスの教え



版画集〈ダフニスとクロエ〉41.ニンフたちの洞窟での婚礼の宴



版画集〈ダフニスとクロエ〉42.結婚



版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉1. 虹色のスカーフをつけたドリアン・グレイ



版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉2. ホース・ランプ



版画集〈響き〉1.赤色の前の二人の騎手



版画集〈響き〉12.即興5



版画集〈響き〉21.騎士の道


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らんどまーく

ランドマーク

作家名:ロバート・ラウシェンバーグ
制作年:1968年
技 法:リトグラフ 紙
抽象表現主義も盛りを過ぎた1959年、アメリカ人ラウシェンバーグは「モノグラム」という大きな作品を発表した。それは、ボロ布や廃物を貼りつけたパネル上に山羊の剥製と古タイヤを置き彩色したものである。描かれた現実と日常的な現実が組み合わされるとき、その作品の現実は多彩な様相を見せる。そして、彼の作品においては、日常的事物が圧倒的な存在感を獲得しているように思える。画家の個性的な自我が構成するこわれやすい世界よりも、避け難く存在する日常的な現実の強烈さを彼は尊重するのである。この作品は疾走する馬や駅のホーム、男の顔、等の写真が合成されてできている。その配置は、作品としての統一よりも、現在の事実を強調するかのように乱雑である。その画面には、常に動き続けようとする、ラウシェンバーグの生き様と、荒っぽいがみずみずしい彼の感性が反映しているのである。(友井伸一「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年08月23日掲載)


カテゴリー:作品
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パスキンとは?【 作家名 】

1885年ブルガリアに生まれる。1930年没する。本名はユリウス・ピンカス。父はユダヤ系スペイン人、母はイタリア人。ウィーンで絵を学んだ後、1904年、ミュンヘンの諷刺雑誌『ジンプリツィスムス』の専属契約画家となり、この時から本名のピンカスではなくパスキンと名乗る。1905年パリに行き、エコール・ド・パリの仲間入りをする。1914年から20年まではアメリカで暮らし、この時にアメリカ国籍を得る。その後ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、キューバ、アルジェリア、イタリア、スペイン等、各地を放浪した。1930年、パリのジョルジュ・プティ画廊での個展前夜に自殺。淡彩と無駄のない線によって描かれた彼独特の女性像は、ゆらめくような透明感を持っており、エロチックな憂愁を帯びている。退廃的なその作品には、新しい発見や革新性は見当らないが、彼の鋭く神経質なまでの危うい感受性が表現されている。

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