![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
はんがしゅうかべ06くちひげをはやしたひとのいるかべ 版画集〈壁〉6. 口ひげを生やした人のいる壁
詩人ギュイルヴィクの「壁」という詩に寄せた15点の版画である。壁の傷や人物を描き出す線は、落書き風を装いながらも、壁を引っかく時の物質の強い抵抗感を感じさせ、また遠近感のないモノクロの画面において、壁と人物は同化している。風雪に耐えて立つ壁に共感した作家の精神が表現されており、絵画の本質をえぐり出そうとしたデュビュッフェ初期の版画の代表作である。
カテゴリー:作品
パフォーマンスとは?【 美術用語 】 広義には「実行」の意味であるが、美術の分野でパフォーマンスという場合には、絵画や彫刻などの作品によってではなく、美術家の身体そのものを用いて表現する行為を指す。1960年代に、美術家の非演劇的な行為による表現形式が生まれ、ハプニング、イヴェントなどと呼ばれたが、1970年代になってパフォーマンスという名称が広く用いられるようになった。歴史的には、未来派やダダの行った挑発的な行為もパフォーマンスに含める見方もあるが、狭くは1970年代以降の美術家による身体表現をいう。美術の情報的側面を純化するという意図からは、1960年代末に生まれたコンセプチュアル・アートと似た面を持っており、また、ヴィデオを用いることが多いことから、ヴィデオ・アートとも密接な関連をもっている。形式としては、肉体を物質として扱うもの、公衆との対話を重視するもの、儀式的な形式のもの、演劇的要素の濃厚なものといろいろなタイプがある。現代美術の一翼をになう新しい表現形式である。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||