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こぼりすすむ 小堀進
1904年茨城県に生まれる。1922年中学を卒業後上京、赤坂溜池の葵橋洋画研究所に学ぶ。1932年白日会展、日本水彩画会展に、翌年二科展に水彩画を出品して入選。1934年日本水彩画会会員となる。1940年春日部たすくらと水彩画の革新を目指して水彩連盟を結成する。1942年第5回文展に初入選。戦後は、日展を中心に活動。1970年日本芸術院賞を受賞。1974年日本芸術院会員に推挙される。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)
カテゴリー:作家
キュビズムとは?【 美術用語 】 1907年から08年頃ピカソとブラックによって始められた芸術運動。立体派と訳される。それまでの絵画の「視覚のリアリズム」に対して「概念のリアリズム」を主張し、三次元的現実社会の概念を二次元的に翻訳するとともに、絵画を一つの美的存在として結実させることを目的とした。セザンヌ的キュビズム、分析的キュビズム、総合的キュビズムの各段階に区分される。ルネッサンス以来の写実的伝統から絵画を解放したものとして、20世紀の最も重要な芸術運動の一つと目される。ピカソの〈アヴィニョンの女たち〉がその最初の作品といわれるが、1908年にマチスがブラックの風景画を「キューブ(立体派)」の言葉をもって評したのが名称の起りとなる。代表的な作家としてピカソ、ブラックのほかに、レジェ、グリス、ヴィヨン、デュシャン、ドローネ、ピカビア、クプカなどの画家があげられる。ほかにアーキペンコ、アンリ・ローランスなどの彫刻家も参加している。 |
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