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どうはんがしゅう わーく2 06 わーく86-6 銅版画集〈Work II〉6. Work 86-6
物質性の強い作品により、日本の現代美術を考える上で最も重要であるといわれる「もの派」に大きな影響を与えた郭仁植は、版画による作品も多く制作し、国内外の展覧会に招待出品している。この版画集は、郭の版画集のうち最後のもので、版画における作風の展開の最終を示す好例といえる。
カテゴリー:作品
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銅版画とは?【 美術用語 】 版画技法。版材に銅板を用いる版画の総称。基本的に凹版画であり、彫られた凹部にインキをつめ、プレス機で紙に刷り上げる。製版の方法によって、直刻法(直接法)と酸腐蝕法(間接法)に大別できる。直刻法は、彫刻刀などによって銅版に刻画し凹部をつくるもので、用いる彫刻刀の種類と刻画の方法によって、エングレーヴィング,ドライポイント,メゾチントなどの技法に区別できる。一方酸腐蝕法は、防蝕剤によって版面に腐蝕される部分とされない部分を作った上で、酸による腐刻を行い凹部をつくるもので、防蝕剤の使い方の様々で、エッチング,アクアチントなどの技法に区別できる。これら様々な銅版画の技法は、同じ銅板を用いた凹版画でありながらもそれぞれ独特の表現効果をもっている。また同一版の上で複数の技法を併用し、一気に刷り上げることも可能である。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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