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ざっし「あおきし」 雑誌「青騎士」
1911年、ドイツの新芸術協会がカンディンスキーの作品の出品を拒否したことをきっかけに、革新的な傾向の作家たちが集まり、展覧会を開くことになります。彼らのグループは「青騎士」と名付けられます。そしてその翌年、カンディンスキーとマルクが編集、発行した、前衛的な芸術の年刊誌にも同じ名前が付けられます。20世紀初頭のドイツ美術は、視覚的な印象の再現ではなく、感情の表現を重視する、表現主義の流れの中にありました。「青騎士」は、さまざまな傾向を含み込みながらも、その理念を広めていったのです。
カテゴリー:作品
コンセプチュアル・アートとは?【 美術用語 】 概念芸術。マルセル・デュシヤンにその源を発し、1961年にアメリカの美術家ヘンリー・フリントが「コンセプト・アート」という言葉を用い、1967年に同じくアメリカの美術家ソル・ルウィットが「概念芸術論」を著わし一般化した用語。狭義には、言語による記述、写真や図表による表示など、1960年代末のイリュージョンを最小限にしようとしたミニマル・アート以後の現代美術のひとつの傾向を示す言葉である。ここではコンセプチュアルとは、作品の物質的、視覚的側面に対して、観念的な面の強調を示しており、観念芸術(IDEA ART)と呼ばれたこともある。また、ここで問題とされているのは、なによりも芸術の概念(コンセプト)についてであるという意味においては、アメリカのジョセフ・コススやイギリスのアート・ランゲージに見られるような、芸術の概念そのものにかかわる芸術、芸術の芸術による定義の試みともいえる。日本の作家としては、河原温(かわら・おん)がよく知られている。 |
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