ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


「詩−赤いバラの花びらが降るとき」



詩「ドンファン」のための素材



Sharing of Nameless



シェイクスピア方程式 おわりよければすべてよし



シェイクスピア方程式 尺には尺を



Shape



シェレ



シェーファー



塩川文麟



潮の間に



鹿狩りをするルイ14世



詩畫集 蟻のいる顔



「四季」



四季山水



四季山水図



四季の商人−版画集『パリのいくつかの側面』より



四季花籠図



鴫剛



シケイロス



四国の大地II


<前 (67/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


むだい No.1074(P14)

無題

作家名:ジャクスン・ポロック
制作年:1944年
技 法:エングレーヴィングドライポイント 紙(あと刷り)
ポロックは、床に拡げた巨大なカンヴァス上で、身体を一杯に使って、棒や筆の先から絵具や塗料をまき散らす、ドリッピングという方法で制作したアメリカの画家である。大酒飲みだったポロックは、1956年、44才の時に自動車事故で亡くなり、派手でエネルギーあふれる作品を残して、第二次世界大戦後のアメリカの伝説となった。この作品は、彼がドリッピングを始める数年前の版画である。現実の物の形の痕跡を残さない、のちの巨大な作品とは違い、この作品は、例えば人間が向い合い、ダンスでもしているかのような印象を与える。画面では、今、まさにイメージがゆれ動きながらたちのぼっている。このような作品を見ていると、物のイメージが破壊されながらも、再び、新たに生成していく様が感じられる。さらにまた、小さな画面にポロックが託した個人的な感情まで、垣間見ることができるようで、楽しい。(友井伸一「文化の森から・収蔵品紹介」讀賣新聞1989年08月02日掲載)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

マルクとは?【 作家名 】

1880年ミュンヘンに生まれる。「デア・ブラウ・ライター」に参加。動物を好んで描き、そこには自然崇拝に基づく宗教性が込められている。キュビスムに刺激され、カンディンスキーの影響もあって、抽象化へ向かうが、第一次世界大戦に従軍、戦死した。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

マルク

キーワードを含む記事
31件見つかりました。

  子供と伯母

  青騎士

  〈ある場面の再現〉

  ハインリヒ・カンペンドンク

  黄色の上着を着て

  〈空間と俳優〉

  アンリ=シャルル・ゲラール

  「コロマン・モーザー/ディータ・マウトナー・マルクホーフ結婚通知」

  雑誌「青騎士」

  マルク・シャガール

  聖書

  青少年用デスク「ブリチト」

  世界智の道:ヘルマン会戦

  デア・シュトゥルム

  トラクター座席付きの机

  ヨハネス・ドリーシュ

  ジャン=マルク・ナティエ

  アーノルド・ネヒャンスキー

  版画集〈響き〉1.赤色の前の二人の騎手

  マルクス・ハーム


<前   次>

徳島県立近代美術館2006