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『悪の華』のために版刻された14図



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あくのはなのためにはんこくされた14ず

『悪の華』のために版刻された14図

作家名:ジョルジュ・ルオー
制作年:1966年刊 1926-27年制作
技 法:粒子エリオグラヴュールエッチング、シュガーアクアチントドライポイントなど 紙(14点)、テキスト
シャルル・ボードレール著。ボードレールの詩に版画を添えた本の出版は、画商ヴォラールの企画。一九一七年、ヴォラールと専属契約を結んだルオーは、一九二六年から二七年にかけて十四点の銅版画を制作する。版画は各五百部刷られたが、結局出版されなかった。日の目を見たのはルオーの死後、一九六六年のことである。ルオーは詩の内容を忠実に再現するのではなく、詩から受けるインスピレーションと、内面から沸き上がるイメージとの交感を重視した。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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平福百穂とは?【 作家名 】

1877年秋田県に生まれる。本名貞蔵。四条派の画家である父の平福穂庵から手ほどきを受けた後、1894年(明治27)に上京して、川端玉章に師事する。1897年東京美術学校日本画科に編入学する。1900年、玉章門下の結城素明らと无声会を結成。1913年(大正2)の无声会解散後は、同年に国民美術協会の創立に加ったほか、1915年に川端龍子小川芋銭らと珊瑚会を結成する。一方文展にも出品し、1914年の第8回展で3等賞を受賞、第9回展で褒状を受け、第11回展では特選となる。1916年には、松岡映丘、結城素明、鏑木清方、吉川霊華らと金鈴者を結成し、翌年の第1回展から1922年の解散時まで出品する。1922年の第4回帝展、1926年の第7回帝展では審査員をつとめ、1930年(昭和5)に帝国美術院会員、1932年には東京美術学校教授となった。大和絵、南画、琳派や桃山時代の絵画、中国古代美術などを広く学ぶとともに、歴史故実も研究し、多彩な画風を展開した。(「大正の新しき波 日本画1910−20年代」図録 1991年)

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