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みろのほしとともに ミロの星とともに
瀧口修造著。平凡社刊。一九六六年、国立近代美術館で開催された「ミロ」展で瀧口修造とミロは出会う。一九四〇年にアトリヱ社から西洋美術文庫の一冊として刊行した著書『ミロ』を瀧口が手渡したのをきっかけに交友が始まり、一九七〇年には瀧口の詩とミロの版画による詩画集『手づくり諺 ジョアン・ミロに』がバルセロナで刊行された。そこにはスペイン語、日本語、カタルーニャ語など七カ国語のテキストが収められている。『ミロの星とともに』は、ミロに関する瀧口の四篇の詩(「ジョアン・ミロ」一九三六年、「ミロの星とともに」一九六六年、「旅程」一九六七年、「笑いの理由」一九六七年)を、ミロの版画と共に印刷し、それをジャバラ状の本に仕立てたものである。瀧口は、詩人であり評論家である一方、自らもデッサン、デカルコマニー、オブジェ、手づくり本などを手がけている。多くのアーティストとの詩画集も多い。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)
カテゴリー:作品
リアリズムとは?【 美術用語 】 フランス語読みではレアリスムと言う。ふつう「写実主義」と訳すが、訳語よりも原語の方が幅広いニアンスを含んでいるため、近年はそのまま外来語として使うことが多くなっている。原語には「写す」の意味は含まれず、現実主義とか実在主義といった訳語の方が適切な場合が多いことや、その内容が時代や著述家によって異なり一義的でないからである。描写対象で捉えれば、慣習的に美しいものや高貴なものでなく、醜いものや庶民の生活の平凡な場面を描くことを言う。クールベやカラヴァッジオの作品がここに入る。描写方法の側面から述べれば、抽象化、歪曲化(デフォルマション)、様式化、理想化の方法をとらないものを言う。しかし、例えばダリの絵画は、対象を抽象化せず細部まで抽き込んでいる点でリアリズムと言えるが、自然の外観を著しく歪曲化している点でそうとは言えず、それぞれ相対的であり排他的な意味を持っている。なお、20世紀の抽象表現主義以後、抽象的なものや超再現的なものを含んでこの用語を使う傾向もある。 |
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