ぐるぐるアートワード
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竹久夢二



武山まどか



多色による4つのマリリン



黄昏



佇む小妖魔



多田藍香



立葵



立木泉



立石春美



建畠覚造



建畠大夢



立山遠望



立脇泰山



田名網敬一



田中善之助



田中岑



田中稔之



田中昇



田中保



田中蘭谷


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かのじょのどくしんしゃたちによってはだかにされたはなよめ,さえも(ぐりーん・ぼっくす)

彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも(グリーン・ボックス)

作家名:マルセル・デュシャン
制作年:1934年
技 法:93点資料と1点のカラー図版を、緑色のスウェードをはった厚紙の箱に収めたもの
デュシャンの代表作〈大ガラス(彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも)〉のための構想メモや作品の写真を、紙質まで厳密に複製して収めたボックス。これらのメモによって考察されて制作された〈大ガラス〉は、結局未完成に終わる。が、レディ・メイド(既製品)を作品として提出したデュシャンをもってすれば、未完成の〈大ガラス〉よりも、むしろその構想がつづられたこれらのメモ類こそ「作品」と呼べるのではないだろうか。さて、はたしてこれは本なのか。例えば、これらがバラバラに複製印刷されたメモ類の集まりではなく、冊子体の書物に印刷されていたら、そんな疑問は出ないだろう。これは、冊子体という常識を覆した「本」であり、同時にデュシャンだからこそなし得た概念としての「作品」であり、また、物質性を伴ったオブジェでもあるのだ。(「本と美術−20世紀の挿絵本からアーティスツ・ブックスまで」図録 2002年)


カテゴリー:作品
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ナビ派とは?【 美術用語 】

ポン=タヴェン派の一人ポール・セリュジエが中心となって、ゴーギャンの様式を基礎にパリで結成したグループ。ナビという語はヘブライ語の「預言者」を意味する言葉である。理論的リーダー、モーリス・ドニは、主観的状態と客観的形態の交感、すなわち感情の等価物、一種の心理的事実のあらわれとして芸術作品をとらえている。それに加えて、ナビという語に端的にみられるように、彼らはゴーギャンのやり方を一種の宗教的啓示として受けとめており、彼らの作品はいきおい象徴的な要素を秘めている。上記の2人の他ボナールヴュイヤールなどが参加し、トゥールーズ・ロートレックやマイヨールも一時期彼らと関係があった。また作曲家ドビュッシーや小説家プルーストらもかかわりをもっていた。彼らの間には、印象主義への反動や、色彩と歪曲した線の装飾的な使用など、共通点があるものの、強いまとまりはなく、1899年のデュラン・リュエル画廊での展覧会以降は、ばらばらに活動した。

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