![]() |
|||
| データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||
|
やねのみえるふうけい 屋根の見える風景
粘りけのある絵具を短い筆致で積み重ねた表現は、明瞭にゴッホへの関心をうかがわせる。この作品を指してはないが、里見勝蔵は1928年の第3回1930年協会展出品作をゴッホ風と評し、間部時雄は1930年の第7回白日会展の展評で「靉光氏は以前ゴッホ調であった」とする。この作品は、靉光がゴッホに傾斜していた時期の唯一の作例といえるだろう。(「靉光 揺れ動く時代の痕跡」図録 1994年)
カテゴリー:作品
カーンとは?【 作家名 】 1895年フランス東部のストラスブールで生まれる。ヨーロッパ各地で、当時の前衛美術運動に触れる。1930年に結成されたパリの構成主義グループ「セルクル・エ・カレ(円と方形)」に参加。アルプとカンディンスキーの影響が大きい。初期の色彩豊かで叙情的な抽象から、しだいに幾何学的な抽象へと転じた。 |
||