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スタビルとは?【 美術用語 】
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モ
ビールは、アレキサンダー・
コールダーの動く彫刻の総称で、
スタビルは、
コールダーの作品でモ
ビールで無いものを呼ぶ。モ
ビールは、1932年に
コールダーがヴィニョン画廊で、手動式と電動式の動く彫刻を発表したとき、それらを指して
マルセル・デュシャンが「モ
ビール」と呼んだことに由来する。1930〜40年代には、電動式の
レリーフや立体作品の他に、空気の流れと構成体自体の緊張関係、バランスによって静かに動くところに特徴を持つ宙吊りの金属板による構成体を作り、ふつうモ
ビールと呼ばれるのはこのタイプの構成体のことである。また
コールダー以外の作家にも、この種の原理を造形に用いた作家は多く、それらの動く作品についてもモ
ビールと呼ぶことがある。
スタビルは、1932年にモ
ビールが発表された際に、
ジャン・アルプが、それ以前に
コールダーが作っていた動かない針金彫刻を一括してそう名づけたのが始まり。それ以来、
コールダーの動かない鉄鋼彫刻もすべて
スタビルと呼ばれている。
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