![]() |
|||
| データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。 | |||
|
ばくふず 瀑布図
彼の画業の特徴は、西洋絵画や中国の沈南蘋の表現や、明代の花鳥画などから吸収した画法をもとにして生み出した新しい写生表現にある。<瀑布図>の細部を見ると、たとえば岩壁の質感や形態、明暗の表現などが、丹念な観察によって捉えられており形式化されていない。また、手前から奥の滝までの空間を、滝壷のなかに置かれた岩を中心にして、奥行きと空間をもって表している。水しぶきの形態など伝統的な画法を用いながら、写生にもとずいて描写した様々な要素を構成することで、実在感のある画面をつくりだしている。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)
カテゴリー:作品
表現主義とは?【 美術用語 】 20世紀の初頭にドイツでおこった芸術運動。印象主義への反動と考えられる。つまり作品は自然が人間に入ってくる印象(impression)ではなく、人間の精神的なものの外への表現(expression)である、という考え方に立っている。1905年にドレスデンで「ブリュッケ(橋)」というグループが結成された。キルヒナー、シュミット=ロットルフなどの他、ノルデも短期間参加した。原色を多用した激しい色の対比や、線そのものの表現力を生かしたその画面は、抑制に反抗する。創造への衝動をあらわしている。1911年にはキュビズムをとり入れた表現主義的な活動をしたグループ「ブラウエ・ライター(青騎士)」が結成された。短期間の活動ではあったが、マルク,カンディンスキー,クレーらを輩出した。そして第一次世界大戦後は、これらの画家たちはそれぞれ独自の活動を展開していく。なお、フランスにおける表現主義的な活動は、フォーヴィズムと呼ばれ、日本の近代絵画にも影響を与えた。 |
||