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へいすてるぞう ヘイステル像
<ヘイステル像>は、オランダの医学書に掲載された肖像画を模写したものであろう。右下には、「Door Van Dijk」の落款があり、フランドルの画家ヴァン・ダイク(Antoon van Dyck 1599-1641)を意識している。西洋の画家に自らを擬しながらも、絹本と毛筆を用いて細密な銅版画を模写するとき、忠実に描きながらも写しきれないところがある。本図では、銅版画の細線が集まってつくられる明暗が、濃淡に置きかわっている。広い面に墨をおくとき、物理的で平坦な色面ではなく、淡く彩色を重ねることで奥にある空間を暗示する表現になっている。西洋と東洋絵画の間にある画材の違いは、このときから大きな問題であった。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)
カテゴリー:作品
新古典主義とは?【 美術用語 】 18世紀後半から19世紀初頭にかけてヨーロッパ中に広まった古典古代(ギリシヤ・ローマ)の復活を目指した美学上の運動や、建築、彫刻、工芸の各ジャンルにわたる美術の様式を指す。考古学的正確さへの強い感心と合理的美学に支えられた古代的モチーフの多用や、完成された表現を特徴とする。ヘルクラーネウムやポンペイの発堀、ギリシアや小アジアへの調査旅行によって、古代への関心が高まり、ヴィンケルマンが著した『ギリシア美術模倣論』などの美学上の影響によって、18世紀後半には支配的な傾向となった。代表的画家はラファエル・メングスだが、ラファエロ,コレッジオ,ティツィアーノや古代美術の作品に基づいて、グランド・マナー(大様式)と呼ばれる様式を生み出し、影響力を広げた。絵画の分野で最もすぐれた成果をみせたのはダヴィッドで、それをアングルが引き継いだ。新古典主義は、19世紀のアカデミズム芸術の基本原理として長く生き続けたが、同時に、遠い古代や異国に対する憧れと官能的なものへの傾斜により、ロマン主義芸術の先駆にもなった。 |
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