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霧のなかで



キルヒナー



琴碁書画之図



「近代住宅とその造作」



キンダーリュプケ



「キン・ダー・リンク」スツール







キース I



キーファー



ギイエ



ギターを弾く女と2人の女



虐殺された人々



ギャルリー・ラファイエット百貨店-国債募集



牛乳売りの少女[ジャン=バティスト・グルーズの原画による]



ギュー



漁翁図



魚籃観音立像



ギョーマン



ギヨーム人形劇場−1900年パリ万国博覧会



ギルデンスターン


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しょしゅうたきざるず

初秋瀧猿図


作家名:森狙仙
制作年:不詳
技 法:絹本着色
狙仙は、現実味あふれる猿の表現で独自性を発揮し、さまざまな姿の猿を描きだした。そして、その狙仙が生みだした猿の表現が、森派の得意とする題材として受け継がれていく。たとえば、<初秋瀧猿>の腰を下ろした猿が流れる瀧を見上げる場面は、甥の森祖雪に似かよったものがあり、狙仙自身も、同一のポーズで飛ぶ蜂を見る猿を描いている。江戸後期の京都画壇では、狩野派の画法にあきたらない画家たちが独自の表現を築くが、新たな流派を形成して、題材や様式を受け継いでいく傾向があった。森派もそうである。しかし、猿をリアルに描こうとする傾向は、明治に至るまで、写実的表現を試みるためのひとつの題材として用いられたことも事実であろう。<初秋瀧猿>は、狙仙の墨書があることから、60歳以降の作品と考えられる。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006