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ぐるぐるもくじ


芍薬図(左半図)



『写真は芸術ではない』 マン・レイ写真/アンドレ・ブルトン序文



写真1子どもとマックス



写真2ギターとマックス



写真3アトリエのマックス



写実主義



シャター



シャデル



「謝肉祭のおとぎの魔法−シューベルトブントの仮面舞踏会」プログラム



シャ・ノワール劇場用プログラムの表紙



シャバス



シェパード犬の兄弟



シャペリエ



三味線奏者



軍鶏



軍鶏



シャルダン



シャロン



シャーマン



シャーン


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ふくろだのたきず

袋田滝図


作家名:高久靄?
制作年:1821年
技 法:絹本着色
袋田の滝は、茨城県の久慈川にかかる滝で、高さ120メートルにおよぶ。本図は、けわしい崖の間を4段になって落下する滝を描いたものである。水流が岩にはばまれて何本にも分かれて落ちるようすや水しぶきなども観察によって捉えている。これは、靄?高ェ、文政6年(1823)江戸に出る前の作品であり、郷里において実景を写実的に表すことを学んでいたことがわかる。すでに、袋田の滝は、水戸藩主徳川治紀の命で立原杏所が描いているが、先行する作品を参考にしつつも、古画の様式に頼らず、画家の目によって写実的に捉える表現が、徐々に行われるようになっていたことを示している。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006