ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉2. ホース・ランプ



版画集〈響き〉1.赤色の前の二人の騎手



版画集〈響き〉12.即興5



版画集〈響き〉21.騎士の道



版画集〈響き〉52.大いなる復活



版画集〈流砂〉I 仕事をする彫刻家



版画集〈流砂〉III 鏡の前の二人の女



版画集〈7点組木版画集 戦争〉7. 民衆



斑点のある山椒魚



ハンモック(10−12歳用)



ハートリー



ハーベイ



ハーマンヘイズ



ハーム



バイヤー



バイルレ



バイロス



バウアー



バウハウス



バウハウスヴァイマール


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ふくろだのたきず

袋田滝図


作家名:高久靄?
制作年:1821年
技 法:絹本着色
袋田の滝は、茨城県の久慈川にかかる滝で、高さ120メートルにおよぶ。本図は、けわしい崖の間を4段になって落下する滝を描いたものである。水流が岩にはばまれて何本にも分かれて落ちるようすや水しぶきなども観察によって捉えている。これは、靄?高ェ、文政6年(1823)江戸に出る前の作品であり、郷里において実景を写実的に表すことを学んでいたことがわかる。すでに、袋田の滝は、水戸藩主徳川治紀の命で立原杏所が描いているが、先行する作品を参考にしつつも、古画の様式に頼らず、画家の目によって写実的に捉える表現が、徐々に行われるようになっていたことを示している。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006