ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


版画集〈壁〉5. 壁の前のダンス



版画集〈壁〉6. 口ひげを生やした人のいる壁



版画集〈壁〉7. 人間と壁



版画集〈壁〉8. 壁の前で用を足す人たち



版画集〈壁〉9. 壁と旅人たち



版画集〈壁〉10. 壁の前で用を足す犬



版画集〈壁〉11. 壁と横たわる人



版画集〈壁〉12. 壁と告示



版画集〈壁〉13. はげ落ちた壁



版画集〈詩畫集 蟻のいる顔〉3. ピケの残像



版画集〈博物誌〉25.夫婦のダイヤモンド



版画集〈マルドロールの歌〉4



版画集〈マルドロールの歌〉5



版画集〈マルドロールの歌〉18



版画集〈モニュメント・タバコ〉I



版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには…〉17. 愛にみちた多くの夜の回想



〈版画集〉1



〈版画集〉2



〈版画集〉3



〈版画集〉4


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●もくじのさくいん

    

    

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 作家(1701)

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くろばねしゅうへんけいかんず

黒羽周辺景観図


作家名:小泉斐
制作年:1825-26年
技 法:絹本墨画淡彩
本図は、黒羽城から望む東西二方向の風景を描いたもので、城東の図、城西の図の二幅から成っている。城山の木々を近景に置き、城下の家並みを見おろし、広がる水田から遠方の山々までを俯瞰的に捉えている。当時、写生表現は、京都や大阪、江戸などの文化的中心地だけでなく、全国的な範囲で広がっていたことの優れた実例である。書き込みから、城東の図が文政8年(1825)、城西の図が文政9年(1826)に描かれたことや、藩主の命令によって描かれたことがわかる。(参考文献)野中退蔵『栃木県の絵画』栃木県教育委員会 1981年、『黒羽町の文化財』黒羽町教育委員会 1997年。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


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徳島県立近代美術館2006