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きくかさいすうず 菊花彩雛図
花鳥画を得意とした画人で、鮮やかな色彩を用い、牡丹や菊、孔雀、水禽などなどを華やかに構成した作品を描いている。南蘋派の影響も見られ、細密に描き込んだ装飾的な表現に、明治の杉谷雪樵、滝和亭、荒木寛畝につながる要素を見いだすことができる。鶏と雛、菊が描かれた本図は、中国の吉祥図の画題を写したものと考えられる。代表的なものに比べると略筆だが、江戸の文人画系統の作家が持つ写実性と装飾性が、明治初期や中期の表現にどのように受け継がれていくのか、その間に位置する作家の表現として見ることができる。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)
カテゴリー:作品
岡本秋暉とは?【 作家名 】 1807年生まれる。1862年没する。通称、祐之丞。別号は秋翁、隆仙など。谷文晁門の大西圭斎に師事したといわれる。渡辺華山にも教えを受けた。小田原藩主大久保家に仕え、広間番を勤めながら作画をした。小田原城の障壁画を制作。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年) |
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