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影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 浜辺の葉と影



影シリーズ 都わすれと影



影の自画像



過去も未来もない中心 I



過去も未来もない中心 II



かご


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 作家(1701)

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かちょうず

花鳥図

作家名:前田暢堂
制作年:不詳
技 法:絹本着色
南画様式が、知識人層を越えた市民権を得ていくことで、山水画の他、中国の故事をあらわす人物表現、技巧的な花鳥画など、観念性を越えて、受け入れられやすい画題を得意とした画家が表れる。暢堂もそのひとりであろう。本図には、険しい岩の間を二段になって流れる滝が描かれているが、その険しさとは対象的に、可憐な花と鳥を配している。主題は、花鳥であり、花鳥画を得意とした暢堂の特質が表れている。また、円山四条派から南画へ転じた画家のひとりとして、写生に基づく叙情的感覚が、南画の画法や様式にとけ込んでいる点を指摘することができる。岩と流水や花との距離の関係が、空気の距離として表されている点も、幕末から明治にかけての空間把握の進展として見ておきたい。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


カテゴリー:作品
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ハプニングとは?【 美術用語 】

1950年代後半から60年代に行われた非演劇的、脱領域的な表現形式。演劇や公演芸術との近親性が著しいが、伝統的な制作・公演の原理を否定し、伝統芸術の時間的秩序を打破して「偶然性」を最も尊重しているため、自然発生的で筋書きのない演劇的出来事といった性格が強い。ハプニングの名称は、1959年ニューヨークのルーベン画廊で開催された、アラン・カプローの「6部からなる18のハプニング」に由来し、遠くは未来派ダダ、直接にはアクション・ペインティングや作曲家ジョン・ケージの即興の概念を背景としている。芸術家が行為者となって日常的な演技を即興的に行い、またしばしば観客の参加を要請するとともに、提示されたオブジェと一体となった環境を形成し、複合感覚的体験を強調した。代表的なハプナー(ハプニングを行う作家)には、オルデンバーグ、ジム・ダインレッド・グルームス、ラウシュンバーグなどや、ヨーロッパを中心とするフルクサスグループ、日本の具体美術協会のメンバーなどがいる。

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