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「第13回ウィーン分離派展カタログ」



「第13回ウィーン分離派展カタログ」



第14回ウィーン分離派展ポスター



「第14回ウィーン分離派展カタログ」特集号/(ドイツ美術と装飾)



第15回ウィーン分離派展ポスター



「第15回ウィーン分離派展カタログ」



「第17回ウィーン分離派展カタログ」



「第18回分離派展カタログ」/(グスタフ・クリムト)



第2回ウィーン分離派展ポスター



「第20回ウィーン分離派展カタログ」



「第20回サロン・デ・サン」のポスター



「第31回ウィーン分離派展カタログ」/(現代ロシア美術)



第5回ウィーン分離派展ポスター



「第5回ウィーン分離派展カタログ」



第6回ウィーン分離派展ポスター



「第6回ウィーン分離派展カタログ」



第7回ウィーン分離派展ポスター



「第7回ウィーン分離派展カタログ」



第8回ウィーン分離派展ポスター



「第8回ウィーン分離派展カタログ」


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きじょず

妓女図

作家名:幸野楳嶺
制作年:1873年
技 法:紙本着色
<妓女図>は、京都画壇において、人物を写実的に捉えた最も早い例と思われる。中国の人物表現や大和絵など、古画の表現に当てはめて描くのではなく、実在の人物を写生して捉える。楳嶺の人物画のなかにも、中国絵画にならったもの、浮世絵や俳画の表現によるものなどが少なくない。むろん、本図でも着物の流れる線の表現などに、浮世絵に学び写実化したあとを見ることができる。しかし、舞妓の顔の表情に注目すると、強い現実感がある。西洋画の研究が反映しているといえるが、後の世代の舞妓を描いた人物表現が理想化し、美人画となっていくのに対して、楳嶺のこの作品における視線は形式化せず率直である。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


カテゴリー:作品
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荻原守衛とは?【 作家名 】

1879年長野県穂高町に生まれる。1910年没する。1899年画家を志し上京、小山正太郎の不同舎で学ぶ。1904年渡欧中にロダンの「考える人」に感動し、彫刻家を志す。1908年第2回文展で「文覚」が三等賞を受賞。1909年第3回文展で「北条虎吉氏肖像」が三等賞を受賞する。第4回文展で絶作「女」が三等賞受賞。守衛はロダンから、彫刻を量塊としてとらえ、その中に有機的な躍動感を盛り込むことで、彫刻が空間の中で息づくのだということを学んだ。そして守衛の存在はまた、日本近代彫刻の礎となっている。彼の作品に込められた内的な生命感は、彫刻の自立を促すものであり、「坑夫」「デスペア」などはいずれも、日本近代彫刻史を語るに不可欠な作品で、若くして去った守衛の代表作といえる。碌山と号す。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)

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