ぐるぐるアートワード
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版画集〈壁〉9. 壁と旅人たち



版画集〈壁〉10. 壁の前で用を足す犬



版画集〈壁〉11. 壁と横たわる人



版画集〈壁〉12. 壁と告示



版画集〈壁〉13. はげ落ちた壁



版画集〈詩畫集 蟻のいる顔〉3. ピケの残像



版画集〈博物誌〉25.夫婦のダイヤモンド



版画集〈マルドロールの歌〉4



版画集〈マルドロールの歌〉5



版画集〈マルドロールの歌〉18



版画集〈モニュメント・タバコ〉I



版画集〈リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには…〉17. 愛にみちた多くの夜の回想



〈版画集〉1



〈版画集〉2



〈版画集〉3



〈版画集〉4



〈版画集〉5



版画集〈『悪の華』のために版刻された14図〉13.〈放蕩〉と〈死〉は…



版画集〈エルサレムの攻略〉1.裸婦



版画集〈エルサレムの攻略〉2.頭蓋骨のある静物


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かんこうばんりず

寒江萬里図

作家名:富岡鉄斎
制作年:1873年
技 法:紙本金地墨画
<寒江萬里図>は、38歳のときの作品である。この年の12月、鉄斎は、愛媛県松山に旅行している。前年に結婚したハル(通称春子)の故郷(愛媛県浮穴郡串村−現伊予市)を訪ねる旅でもあった。本図は、その折りのものである。小舟が浮かぶ冬の川を、両岸の風景とともに描きだしている。江戸時代から、文人画家は各地を歩き実景を描いてきたが、鉄斎は、明治に入ってもそれを引き継ぎ、活発に制作した。このような文人画家の真景図は、実際の風景によって呼びおこされた感興を画室で描くことが多く、現地で制作されたものとは限らない。しかし、それだけに、画家の感動や個性とともに、歩いて体験した距離感やスケール感を、より明瞭な形で表すことができる。この作品で鉄斎は、中国の絵画に学んだ表現を、四国の風景に当てはめ、広大なものとして描きだしている。ちなみに、翌年の明治7年(1874)3月には、徳島を訪れている。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


カテゴリー:作品
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小田海僊とは?【 作家名 】

1785年周防(現在の山口県)に生まれる。1862年没する。名は瀛、字は巨海。通称良平、南豊とも号した。下関で育ち、京都に出て、四条派の呉春に師事した。呉春の没後、長崎など九州を遊歴し、中国絵画を学び、南画を描いた。頼山陽、田能村竹田、浦上春琴などの儒者、漢詩人、画家などと交流。文政7年(1824)萩藩毛利家の御用絵師となるが、2年後、修練のため京都居住が許される。『海僊画譜』『十八描法』などの画譜を刊行。晩年は、京都画壇を代表する画家のひとりとなった。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)

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