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りゅうかほうぎゅうず 柳下放牛図
明治17年(1884)、芳崖は、フェノロサから高い評価を得た。<柳下放牛図>は、フェノロサに出会った後の研究の成果を集めたものと伝えられている。この年以前の作品と比べると、表現の上で大きな変化がある。濃淡が序々に変化する彩色法に変わり、山の形態もなだらかになっている。漢画風の激しい皴法や線描、切り立った岩壁からなる風景はここにはない。在来の技法を用いながらも、西洋的な意味で実在的な空間をつくろうと試み、しかも中国的なイメージをもつ表現から脱却しようとしている。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)
カテゴリー:作品
自然主義とは?【 美術用語 】 自然対象を様式化したり、観念的な表現を行うのでなく、見えるがままに忠実に再現しようとする芸術制作の態度。自然主義は、自然に価値の原理を置き自然の理想化と相反しないところから写実主義の範疇に入るが、それと同時に、理想化を否定する狭い意味での写実主義とは矛盾する性質を持つ。この用語が特定の流派に結びつけられて初めて用いられたのは、17世紀イタリアのマンフレーディ、ホセー・デ・リベーラなどカラヴァッジオの後継者を指して呼んだ時だが、一般的には、19世紀後半にクールベの影影下に現れた写実主義の新しい傾向を指す。批評家カスタニャリが、1860年代から70年代のサロンに出品されたルパージュやベローの都市の新しい風俗を描いた作品や、マネによるパリの観楽街の描写などを自然主義と呼んだ。これはゾラが、自然科学の実験的方法を取り入れ、個人的感情を排して現実世界の観察を徹底させる文芸の方法を自然主義と呼んだことに対応する。 |
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