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手のある人質I



テュルパン・ド・クリセ伯爵夫人の肖像



寺井壽一



寺内萬治郎



テラコッタ



寺本郷史



テルトル広場



テルトル広場







転位 ’86−地− III



天使



天使の器 II



点描主義



テンペラ



天文台の時刻に−恋人たち



テーブルと椅子のセット「アンナ」



デキリコ



デクーニング



デ・スティル



デア・シュトゥルム


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 作家(1701)

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しんざんしゅうしょくず

深山秋色図

作家名:橋本雅邦
制作年:不詳
技 法:紙本墨画淡彩
雅邦は、海軍に勤務していたとき、測量図や銅版画の制作にたずさわり、油彩画も描いていた。そこで身につけた西洋画法は、フェノロサや天心と出会ってから、伝統的技法を使った表現のなかで生かされることになる。狩野派や室町の水墨画などに学んだ筆法や山水の世界を守りながらも、そこに、遠近表現を込めた作品を描いていく。<深山秋色図>も、そのようにして表された一点である。遠方の山までの距離や、岩壁の上部が霧におおわれ、空と一体になったようすを描きだすなど、山水画の世界を、西洋画法の空間のなかに再構成しようとしている。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


カテゴリー:作品
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クロッキーとは?【 美術用語 】

短時間のうちに、鉛筆、コンテ、木炭などで写生した絵、または素描のこと。速写、あるいはスケッチともいわれる。これは、作品制作の途中で、作家がその着想や閃きを、簡単な材料でひとまず客観化するために、その形態の骨子を描き留めておこうとするときに描かれる。輪郭が重要であることは言うまでもないが、陰影や色彩などを多少伴うことがある。クロッキーは、作品完成のための準備作業の産物ではあるが、作家の創造意欲が最初に形態となって示されるため、生き生きとした創造の営みに、より直接的に触れることのできるものだと言われている。線画と混同されやすいが、線画は輪郭を基調とする絵画を意味するものであり、区別されねばならない。

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徳島県立近代美術館2006