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〈夕の梨畑〉〈夕の原〉〈夕の景〉



「郵便貯金局25周年」記念文集



郵便物集配車型2人用乳母車



雄風



■芳園







ゆきぞら



雪に埋もれたデプリンクの別荘



雪の白とバラの紅



雪のブール=ラ=レーヌ通り



雪のベッシーヌ・ス・ガンタンプの教会



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のラパン・アジル



雪道の三人の女



雪山



湯気を立てる薬罐をのせたテーブル



ユゼフ・ヴィルコン



湯田玉水


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しきはなかごず

四季花籠図


作家名:狩野永悳
制作年:1887年
技 法:杉板地着色
本図は、明治宮殿の皇后宮常御殿の杉戸のひとつである。常御殿御縁座敷と皇太后宮御休所を結ぶ廊下の間で、北側に面していた。4つの花篭にそれぞれ季節の花が活けられている。ひとつひとつの花や葉の形を、葉が裏返ったようすや明暗の変化なども、輪郭線を強調せず、丹念に写生して捉えている。花篭の描写は、細やかだが、わずかに意匠化させて、全体として繊細な表現の作品に仕上げている。杉の生地の色と木目を空間に見立てた伝統的な杉戸絵の方法ながら、当時の写実化された表現を採用し、宮殿建築に持ち込んでいる。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006