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原勝郎



原菊太郎



原健



原丹橋



原鵬雲







ハルス



ハルトフ



春日蜿々(白梅)



ハロルドジェニングス



版画集『大鴉』『大鴉』表紙



版画集『大鴉』胸像の上の大鴉−「パラスの像へと降り立った……」



版画集『大鴉』飛翔する大鴉:書票



版画集『大鴉』窓辺にて−「ここに私は鎧戸を開け放った……」



版画集『大鴉』椅子−「床の上に漂いつつ横たわるその影……」



版画集『大鴉』ランプの下で−「嘗て物寂しい真夜中に……」



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉1. フィリポ 邊梨保の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉10. タダイ 多駄伊の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉11. ヤコブ 也胡武の柵



版画集〈耶蘇十二使徒板画柵(不来方頌、大恩世主十二使徒板画鏡柵)〉12. シモン 指聞の柵


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しゃくやくず(ひだりはんず)

芍薬図(左半図)

作家名:幸野楳嶺
制作年:1887年
技 法:杉板地着色
本図は、明治宮殿の皇后宮常御殿の杉戸のひとつである。常御殿御縁座敷と奥御座所を結ぶ廊下の間にあって、南側に面していた。もとは、二面で一組のものだったが、右半図は、第二次世界大戦の戦災で失われた。写生を重ねることで、芍薬の花や葉の形を整理し、表情のある太い線を用いて捉えている。線の肥痩が、力強さとリズム感を与え、杉戸の木地の上の金雲は、木目と響きあって装飾的な効果をあげている。写実化をたどった円山四条派の表現だが、装飾的要素が宮殿を装飾する役割のなかで再現されている。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


カテゴリー:作品
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抽象芸術とは?【 美術用語 】

20世紀に生まれた非再現的な芸術の諸潮流を指す総称。広義には、芸術にみられる抽象的傾向全般を指し、新石器時代の装飾、古代エジプトやイスラム、ビザンティン、北方ヨーロッパなどの芸術を特徴づける幾何学文様、反自然主義的な様式化も含まれ、また、ヴォリンガーの説く抽象衝動による芸術に相当するものである。20世紀の抽象芸術は、フォーヴィスム、キュビスム、ドイツ表現主義などの世紀初頭の運動の論理的展開として生まれた。最初に抽象絵画を意図的に制作したのは、カンディンスキーで1910年とされる。また、彼の抽象芸術論は、その後の抽象芸術の進展に大きな影響を与えた。初期の抽象芸術には、マレーヴィッチシュプレマティズム、タトリンの構成主義などロシア系芸術家の活躍が目立った。また、抽象芸術は大別して、色彩の表出力により人間の内的生命の直接表現に向う「熱い抽象」と、合理的幾何学形態により純粋造形に徹する冷たい抽象の二つの方向があり、それぞれに様々な運動を展開している。

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