ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


The Signified or If No.1



The Signified or If No.2



The Signified or If No.3



The Signified or If No.4



The Signified or If No.5



The Signified or If No.6



The Signified or If No.7



ザヴジェル



ザガッタ



雑誌「青騎士」



雑誌「自由」(ラ・リベルテ)



雑誌「微笑み」(ル・スリール)



雑誌「ル・ポンポン」



ザツキン



『ザ・ライフ・オブ・マン』



ザルテン



「詩−赤いバラの花びらが降るとき」



詩「ドンファン」のための素材



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シェイクスピア方程式 おわりよければすべてよし


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 作家(1701)

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ぐんえんのず

群猿之図


作家名:川端玉章
制作年:1890年頃
技 法:絹本着色
玉章は、洋画の学習で得た合理的な空間表現、現実的な質感や明暗表現など、西洋絵画の方法を円山派の写生の延長線上に捉え、結びつけた。円山派の写生と西洋絵画の写実とは、彼のなかでは矛盾するものではなく、連続する性質のものであったように思われる。円山四条派にあった写生に西洋的写実を加えようとする方向をさらに推し進めたといえる。<群猿之図>は、その写実化を強める前の段階にあたるもので、猿や水流の表現など、円山派の表現を修得し、そこに現実的な表現をつけ加えようとしている。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006