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ぐるぐるもくじ


手のある人質I



テュルパン・ド・クリセ伯爵夫人の肖像



寺井壽一



寺内萬治郎



テラコッタ



寺本郷史



テルトル広場



テルトル広場







転位 ’86−地− III



天使



天使の器 II



点描主義



テンペラ



天文台の時刻に−恋人たち



テーブルと椅子のセット「アンナ」



デキリコ



デクーニング



デ・スティル



デア・シュトゥルム


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 作家(1701)

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ひゃっかとうほう

百花鬪芳


作家名:原丹橋
制作年:不詳
技 法:絹本着色
<百花鬪芳>には、台の上の花器や釣るされた二つの籠から、数多くの花が溢れ出すようにして描かれている。さまざまな種類の花があるが、丹念に一つ一つの形が捉えられており、過剰と思えるほどの華やかさである。淡い筆触によって形を捉える部分と、濃淡で強調する部分の強弱のつけ方などを見ると、和亭から受け継いだ、明清の花鳥画の学習がベースにあることがわかる。水墨を主体にしながら、色彩を加える表現である。その基礎のうえに、写実化や奥行き、濃彩による表現がつけ加えられていった。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006