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ぐるぐるもくじ


セザンヌ、救済院の礼拝堂



せせらぎ−版画集『自然の諸相』第12図



世相三題



セック



石鹸の道d)行為の断片”標的”



石鹸「モンサヴォン」(ジャン・カルリュと共作)



石膏のトルソと花



雪舟坐像



雪中孤鹿、雨中曳牛



雪中芭蕉図



雪後



背中を見せた女



せのひくいおれんじはまんなかあたり



蝉丸



セリュジェ



『セルフポートレート』



セルフポートレート



千秋万歳図



センストレム



「宣誓」に着手した時の3つの手の習作


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 作家(1701)

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とらず

虎図

作家名:岸竹堂
制作年:1897年
技 法:紙本金地着色
竹堂は、写生に基づき、そこに西洋画法の研究を流しこむことで、維新以後の京都画壇において近代化の最初の動きをつくりだした一人となった。彼の作品は、動物画が注目されているが、なかでも初代の岸駒以来、岸派が得意としてきた虎を題材とした作品が知られている。明治20年代になり、京都で公演したチャリネ曲馬団の虎を写生してから、竹堂の表現は変化したといわれる。想像上の動物としてでなく、現実の虎の姿を捉えようとした。本図の虎は、晩年期に向かう過程で装飾性を加え穏やかになる以前、写実化の努力を反映しつつある時期の作例と考えられる。写実的で新しい視覚的体験を伝える動物画は、竹内栖鳳など次世代の京都画壇の作家だけでなく、東京画壇にも影響を与え、たとえば、虎についても橋本雅邦下村観山など多くの作家が試みる題材となっていく。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


カテゴリー:作品
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シャガールとは?【 作家名 】

1887年ロシアに生まれる。1985年没する。ユダヤ人であるが後にフランス国籍を得る。バクストの美術学校で学んだのち、1910年パリに出る。この頃から故郷の風物を好んでとり入れる。1914年ロシアに戻り、革命後は一時期美術行政にも関わるが、22年に再びパリへ戻る。1933年にバーゼル美術館、46年にはニューヨーク近代美術館、47年にはパリ国立近代美術館で回顧展が開かれた。第2次世界大戦中は渡米するが、1947年にはフランスに戻る。1950年にはチューリッヒ美術館、63年には東京と京都で、また67年には生誕60年を記念してチューリッヒとケルンで、それぞれ回顧展が開かれた。あざやかな青や赤や黄色を用いて描かれた、花々や動物、抱擁する恋人達は、重力をこえて空を飛んでいる。スペイン内乱やユダヤ人虐殺、2つの大戦を経た彼は、永遠の愛の神話を生み出そうとしたのであろうか。油彩の他、挿絵や版画、ステンドグラスなども手がけており、今世紀を代表する画家の1人として評価されている。ニースにシャガール美術館がある。

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徳島県立近代美術館2006