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フラゴナール



フラゴナール



フラック



フラナガン



フランコの夢と嘘



フランコの夢と嘘(2点組のうちI)



フランシス



フランス王太子ルイとスペイン王女マリー・テレーズの結婚式



フランス王妃マリー・レグザンスカ[カルル・ヴァン・ローの原画による]



フランス国民の王、ルイ=フィリップ1世[フランソワ・ジェラールの原画による]



フランスセイ



フランス製ガソリン「アンタール」



フランスの王女たち、アンリエット姫:火



フランスのバレエ II



フランス北部鉄道



フランツフォンチューロー



フリッツハンセンシャ



フリッツ・ヴェルンドルファーのための蔵書票



フリートマンオッテン,(ミチ;マリエ・ロザリエ)



フリードリッヒ


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 作家(1701)

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ふじまきがり

富士巻狩

作家名:結城正明
制作年:1897年
技 法:絹本着色
正明の銅版画技術は、極めて高いものがあり、<ヒポクラテス像>(神戸市立博物館蔵)のように、原画を模したものとはいえ、人物の内面性まで捉えた迫真的な表現を可能とした。西洋的な現実的空間表現や、人物の内面表現の方法も身につけていた。それに対して、この<富士巻狩>は、富士を中景からそびえさせて、合理的空間を無視して描かれている。蒔絵の意匠と関わりがあるのか定かではないが、現実的な動作や表情を見せる人物との大小比を無視した同居は、不思議な印象を与える。正明は、東京美術学校の助教授として、学生の指導に尽力したが、非職を命じられ、この作品を描いた前年には、非職満期となっている。理由は、不当な給与体制とも、校長岡倉天心との対立ともいわれているが、以後、美術史の前面から消えている。巻狩に関わる様々な人物を俯瞰的に描いたこの作品に、内面的な意味を込めようとしたものと解釈することはできないか。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


カテゴリー:作品
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朦朧体とは?【 美術用語 】

明治時代後半期の没線彩画の手法を用いた日本画の画風。横山大観菱田春草らが、岡倉天心の指導と、洋画の外光派に刺激されて、伝統的な線描を用いずに彩描を絵具をつけない空刷毛を用いてぼかすことによって、空気や光線などを表わそうとした、日本画の新しい表現の試みであった。当時の評判は悪く、批評家からは悪意と嘲罵をもって、縹緲体(ひょうびょうたい=ひろびろとして限りなく、かすかにほんのりとしか見えない様)、朦朧体(もうろうたい=描かれたものの輪郭がはっきりわからず、物事のはっきりしないもの)と評された。しかし、浪漫主義(ロマン主義)的風潮を背景に西洋絵画の造形と正面から取り組み、近代日本画に革新をもたらした点においてその影響は大きかった。

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