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おうかこうとう しんやなぎかいあわせず 桜花紅桃、新柳貝合図
道一は、明治に抱一の流れを再興しようとして努力を重ねた。琳派に対する海外からの評価や明治政府の伝統的表現への振興策もあり、画壇的位置を獲得した。シカゴ・コロンブス万国博覧会への<夏草>の出品がそれを表しているだろう。しかし、彼の画業の後期から晩年期は、日本美術院の作家たちによる琳派の再評価と、個々の作家の表現への取り込みの時期と重なっている。流派の再興という前近代的な目的意識が、流派の壁を越え、琳派をも接収して新しい表現を生みだそうとした作家たちに、乗り越えられていった。この晩年期の作品では、木の幹に見られる付け立てやたらし込みなどの技法が、流派の伝統を継承する形で用いられている。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)
カテゴリー:作品
フォーヴィズムとは?【 美術用語 】 野獣派。20世紀初頭のフランスの絵画運動で、絵画における純粋な色彩の高揚を目指した。理論的な運動というよりは交友関係の中から自然発生的に生まれ、代表的な画家としてはマティス、ルオー、ドラン、ヴラマンク、デュフィ、ヴァン・ドンゲンなどがあげられる。1905年、この画家たちがサロン・ドートンヌの一室を強い原色と奔放な筆触の作品で飾ったのを批評家ルイ・ヴォークセルが『ジル・ブラス』紙上に「野獣(フォーヴ)の檻」と揶揄したのが名称の起りとされる。この画家たちはアカデミーの公式芸術と当時まだ行なわれていた印象主義に反発し、主観的な感覚を表現するために自然の秩序をこえて自由に色彩を用い、色彩のオーケストレーション(交響)によって色彩を統一しようとした。フォーヴィズムはファン・ゴッホの流れをくむ表現主義的傾向と、ゴーガンにつながる造型的、装飾的意図を内在する。1908年から09年頃自然に解消した。 |
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