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アデイェミ



アデイェミ



アトランタ1945+50



アトランタ1945+50



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あぼうきゅうず

阿房宮図

作家名:菊池容斎
制作年:不詳
技 法:絹本着色
<阿房宮図>は、中国古代の秦朝末期、楚の項羽によって火を放たれた宮殿が炎上するようすを、中国の画院画家の表現を学びながら描いている。制作を依頼したのは、幕臣の久貝因幡守正典。玉蟲敏子氏は、幕臣の間で、中国の歴史に基づく歴史画の制作が企画されていたことを指摘している(注)。中国の古典による歴史画は、明治以降、中国風の表現が薄まり、題材も再編され限られたものになっていくが、本図を含む容斎の作品は、それらに対する幕末期の表現の位置を示す存在でもある。(注)玉蟲敏子「静嘉堂の近代美術」「日本の近代美術展」図録 静嘉堂文庫美術館 1993(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


カテゴリー:作品
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マン・レイとは?【 作家名 】

1890年アメリカに生まれる。1976年没する。1913年「アーモリー・ショウ」で、ヨーロッパの近代と同時代の美術を知り、特にキュビスムに興味を引かれる。1915年デュシャンと出会い、ニューヨーク・ダダの中心人物となる。同年、絵画の初個展を開く。1918年写真に彩色した作品を作る。1921年パリに渡り、シュルレアリスト達との交流が始まる。1922年カメラを使わない写真「フォトグラム」を制作、彼流にそれを「レイヨグラフ」と呼ぶ。1929年過度の露光によりポジとネガが部分的に反転する現象を利用した「ソラリゼーション」を発見。また映画作りにも参加する。1936年ロンドンの「シュルレアリスム国際展」、ニューヨークの「幻想芸術、ダダシュルレアリスム展」に出品。1940年、第2次世界大戦をきっかけにカリフォルニアへ移る。1951年パリに戻る。1961年ベネチア・ビエンナーレ金賞を受賞。1962年、パリ国立図書館、66年ロサンゼルス・カウンティ美術館で回顧展。写真とシュルレアリスムを統合し、多くのメディアで現代美術に貢献した。

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