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影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ 海辺の葉と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 都わすれと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ れんげと影



影シリーズ 石と影



影シリーズ 右近の葉と影



影シリーズ 海辺の黄色の花と影



影シリーズ ススキと影



影シリーズ 砂と影



影シリーズ 菜の花と影I



影シリーズ 浜辺の葉と影



影シリーズ 都わすれと影



影の自画像



過去も未来もない中心 I



過去も未来もない中心 II



かご


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 作家(1701)

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あぼうきゅうず

阿房宮図

作家名:菊池容斎
制作年:不詳
技 法:絹本着色
<阿房宮図>は、中国古代の秦朝末期、楚の項羽によって火を放たれた宮殿が炎上するようすを、中国の画院画家の表現を学びながら描いている。制作を依頼したのは、幕臣の久貝因幡守正典。玉蟲敏子氏は、幕臣の間で、中国の歴史に基づく歴史画の制作が企画されていたことを指摘している(注)。中国の古典による歴史画は、明治以降、中国風の表現が薄まり、題材も再編され限られたものになっていくが、本図を含む容斎の作品は、それらに対する幕末期の表現の位置を示す存在でもある。(注)玉蟲敏子「静嘉堂の近代美術」「日本の近代美術展」図録 静嘉堂文庫美術館 1993(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


カテゴリー:作品
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ヨーゼフ・ホフマンとは?【 作家名 】

1870年、モラヴィアのブルトニッツェで生まれる。 オーストリアの建築家。師オットー・ヴァグナーの合理主義的な造形原理を長く継承したが、ホフマン自身は、禁欲的なロースのスタイルとは対照的な優雅さや繊細さを好む傾向があった。手工芸に関心を示し、1899年以降、ウィーン工芸学校で教鞭をとり、またウィーン工房の創立者の一人に名を連ねた(1903)。1897年にはオルブリヒらと「ウィーン・ゼツェッション」を組織。この頃にはマッキントッシュらのグラスゴー派から影響を受け、またアール・ヌーヴォーの造形原理をやや遅れてオーストリアに導入するのに努力した。1905年にゼツェッションが分裂したときにはクリムトのグループに加わった。代表作は、陸屋根の厳格な形態を見せるプルケルスドルフ・サナトリウム(1903)、ブリュッセルのストックレー邸(1905)。1914年にはドイツ工作連盟のケルン展にオースリトア館を出展、戦後の1920年には、ウィーン市建築官となる。ル・コルビュジエやバウハウスの新様式が力を得はじめるにつれ、ホフマンの個性的な作品はやや時代遅れとみなされるにいたり、彼自身も新傾向の純粋主義的な禁欲的なスタイルに歩調を合わせた。1956年、ウィーンで歿。

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ヨーゼフ・ホフマン

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  「アート・リバイバル・イン・オーストリア」

  ウィーン工房

  「ウィーン工房年鑑」

  「ウィーン分離派の8年間」

  オットー・ヴァーグナー

  家具デザインスケッチ 7点



  「近代住宅とその造作」

  アントン・クリンク

  「グスタフ・クリムト」

  ブロンシア・コラー=ピネル

  「コンコーディア舞踏会」

  コーヒーポット

  センターピース

  センターピース、あるいは燭台

  タバコ入れ

  「第10回ウィーン分離派展カタログ」

  「第17回ウィーン分離派展カタログ」

  リヒャルト・テシュナー

  「ディ・フレッヒェ 第1巻」


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徳島県立近代美術館2006