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シェイクスピア方程式 尺には尺を



Shape



シェレ



シェーファー



塩川文麟



潮の間に



鹿狩りをするルイ14世



詩畫集 蟻のいる顔



「四季」



四季山水



四季山水図



四季の商人−版画集『パリのいくつかの側面』より



四季花籠図



鴫剛



シケイロス



四国の大地II



四国の天と地の間I



四国の天と地の間II



獅子図



獅子図


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 作家(1701)

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ぶんしょうてい

文昌帝


作家名:大庭學僊
制作年:1884年
技 法:絹本着色
これは、第二回内国絵画共進会で、<松鷹>とともに銀章を受章した作品である。雲や雲の上にいる文昌帝など、人物の背景を塗り込めている群青の青い色彩が印象的な作品である。日本の文人画や中国の絵画を学んできた画家が、題材や画法を保ちながら、時代の変化に対応した色彩の実験を行っている。しかも、空の色面は平坦ではなく、空間を意識した変化のある彩色法である。小田海僊に学んだ時期から受けついできた、諸派の折衷画法を新たな時代に展開させようとしたものであり、学僊の方法がよくわかる。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006