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きょうとめいしょしきず 京都名所四季図
<京都名所四季図>は、時代の変化を象徴する明治の新しい風景を描いている。新らたに架けかえられた四条大橋を人々が渡っているようすや、和洋折衷ながら洋風建築の校舎がある京都府尋常中学校、鉄の門と屏をめぐらした図書館集書院などを見つけることができる。同時代の最新の風景をモティーフにすることができたのは、中国からの影響を受けつつも、写生を近代に対応させようとしてきた江戸後期からの試みがあったからであろう。ただ、建築物を除いたまわりの風景は、円山派が、応挙以後の世代が、様式化を進め受け継いできた表現にのっとっている。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)
カテゴリー:作品
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モティーフとは?【 美術用語 】 制作動機。「動かす」の意味のラテン語に由来し、基本的には芸術創作あるいは表現の動因を指す。その動因となっている中心的な構想、作品に表わされた内容の中心をなす題材をいう。また、文様の構成単位をさしていうこともある。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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