ぐるぐるアートワード
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平福百穂



平山郁夫



ヒルシュフェルトマック



広島晃甫



広田多津



広場にて−『エスタンプ・モデルヌ』誌より



日和崎尊夫



■民食瓜図



ビエンナーレ



ビゴー



ビショッフ



美術雑誌「版画とポスター」(レスタンプ・エ・ラフィシュ)



美人(冬の夜更)



ビソネット



ビッグガングセイゾウガイシャ



ビデオ・アート



ビデオ「大久保英治 四国の天と地の間-阿波の国から歩く」



ビニェット(髪を垂らした女の顔)



ビニェット(2人の少女の頭部)



ビニェット 2点(兎と鳥)


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にったえちごのかみよしあきけっせんのず

新田越後守義顕決戦之図


作家名:川辺御楯
制作年:1892年
技 法:絹本着色
本図は、建武の中興崩壊後の、延元元年(建武3年 1336)に起こった新田義貞と足利尊氏との合戦を描いてる。新田義顕は義貞の長男で、後詰めとして追撃する足利軍と戦った。遠景の青く霞む山や青松のみえる山、あるいは武者や馬の表現などに、土佐派や大和絵の古画を学習した成果が見て取れる。だが、熾烈な戦闘のようすを、一つ一つの遠近感を意識しながら両軍を見渡すように構成し、俯瞰的に描いたところに、新しい時代に大和絵の伝統を対応させようとする意欲が感じられる。本図は、明治25年(1892)の秋季日本美術協会展で銀牌を受けている。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006