ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


女の胸像(回顧された)



女の館(徳島会場不出品)



オーヴァーストリート



オーギュスト=ガブリエル・ゴドフロワの肖像(独楽をまわす少年)



「オーストリア造形芸術家協会(分離派)−〈ゼツェッシオン〉−年報第1号」



「オーストリアの月々の絵」



「オーストリアのポスター芸術」



「オーストリア・ハンガリー帝国印刷局 1804-1904」



オートゥイュ鉄橋より−『エッフェル塔三十六景』のための習作



オート・ビオグラフィー



オートマティスム



海景−「聖クレア」シリーズより



回顧作品その2−ピンポン・ルーム, 1960−



海藻



階段をおりる裸体 No.2



甲斐庄楠音



海浜遠望



海浜風物図



解剖学



買物帰りの女[ジャン=シメオン・シャルダンの原画による]


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おおとうのみやのず

大塔宮之図


作家名:巨勢小石
制作年:1892年
技 法:絹本着色
<大塔宮之図>は、後醍醐天皇の皇子大塔宮護良親王を描いたものである。鎌倉幕府倒幕の運動に参加し、建武政権では征夷大将軍となるが、足利尊氏と対立し、鎌倉に幽閉され殺害された。これは、元弘の変の一場面で、『太平記』巻第五から題材をとって場面を設定したものである。清に渡り中国絵画を学んだ画家が、家伝の表現を再確認し、新しい時代に対応しようとしたのは、南画の衰退とともに近代国民国家を形成する国家的な政策とも関わっていよう。本図は、第一高等中学校(現東京大学教養学部)の国史の参考資料として依頼され描かれた。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006