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おぼろづき 朧月
大観、春草らの無線描法に投げかけられた「朦朧」という言葉には、曖昧という意味があり、「朦朧車夫」というように、悪意で用いられる言葉であった。もともとは、天心から「空気を描く工夫はないか」といわれ、始めたもので、地塗りをし、空刷毛を用いるなど、線を用いず色彩の濃淡のみで表わそうと工夫を重ねている。しかし、試みの当初に成功したのは、この<朧月>のように、霧のかかった風景を描いた作品など、湿潤な空気を描きだしたものであったように思われる。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)
カテゴリー:作品
エステスとは?【 作家名 】 1932年アメリカに生まれる。1952−56年、シカゴ美術研究所で学ぶ。ニューヨーク市およびメイン州在住。エステスはフォトリアリズムの画家として世界的に知られているが、その都市風景は実際には複数の写真の組合せに基づいており、しかもこれに大きく変更が加えられることも多い。マンハッタン風景の数々はよく知られているが、ヨーロッパの都市、たとえばパリ、ヴェニス、バルセロナ、ローマ、ロンドン、フィレンツェなどを描いた大作もある。日本では東京や広島も取り上げている。(「アメリカン・リアリズム」図録 1992年) |
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