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悪の泉−『エスタンプ・オリジナル』誌第6号より



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しゅんじゅう

春秋(双幅のうち「春」)

作家名:横山大観
制作年:1901年
技 法:絹本着色
岡倉天心のもとで横山大観菱田春草の二人が協力して、新しい画法「朦朧体」に取り組んでいた時期のもので、大観が春の図を、春草が秋の図を描いた合作である。二幅の作品は、異なった個性によって描かれたが、統一された印象を与えている。線を用いない表現の実験を、美術史的な課題とする問題意識の共有や、流派の修行を経ることなく美術学校で学んだ経歴を考え合わせると、納得できることだろう。二人は、この「朦朧体」の実験の後、自己の個性を発揮させる新たな表現の模索を始めていくことになる。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)


カテゴリー:作品
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木村立嶽とは?【 作家名 】

越中国富山(現富山市)に生まれる。幼名は専之助。前田藩の絵師に学んだ後、江戸に出て、木挽町狩野家の狩野栄信、養信、雅信に師事。雅経の号を狩野家から与えられ、万延年間の江戸城本丸御殿再建では、雅信のもとで障壁画などの制作にたずさわった。明治維新後は、御用絵師の身分をなくし生活に困窮。陶器画や漆器の下絵を描く。明治15年(1882)第一回内国絵画共進会で褒状を得、翌年フランスにおける第一回パリ日本美術縦覧会では大賞を受賞。明治17年(1884)の第二回内国絵画共進会でも褒状を受けるなど受賞を重ねた。また、鑑画会では、フェノロサの理論を試みた作品を発表している。

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