ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


コラーニ



コリント



コリーヌ[フランソワ・ジェラールの原画による]



コルヴィッツ



コルセット「フェレット」



コルトー通り、モンマルトル



コルビュジェ



「コロマン・モーザー/ディータ・マウトナー・マルクホーフ結婚通知」



コロー



コワペル



こわれた甕[ジャン=バティスト・グルーズの原画による]



コンケの教会、ブルターニュ



「コンコーディア舞踏会」



混合技法



コンスタブル



Consequence 3



コンセプチュアル・アート



コンセール・ウロペアン−乗ってみない?



コンゼミュラー



近藤浩一路


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きたののうらのうめ

北野の裏の梅


作家名:入江波光
制作年:1911年
技 法:軸装・絹本著彩
波光は京都のひと。本名は幾次郎。美工の研究科在学中、明治40年の第1回文展に「夕月」が初入選、同42年の絵専の設立とともに2年に編入した。大正7年の第1回国画創作協会展で「降魔」が国画賞となり、翌年から会員として参加する。また同7年絵専の助教授となってから没年まで永く指導にあたり、その篤実な人柄と指導によって後々まで慕われ、精神的な影響は大であった。昭和3年の国展解散の後は画壇を離れ、仏画研究と古画の模写に専念した。法隆寺金堂壁画の模写など貴重な仕事を残した。この作品は、国展などの清澄典雅な作調とは違って、写生による線描の味わいが生かされた繊細な表現になっている。栖鳳が、「観察最真率で全体より来る感じ」がいいと評している。(「京都の日本画−京都画壇の俊英達−」図録 2001年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006