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ゆきぞら ゆきぞら
この作品は、冬の木立に群遊ぶコガラやヒガラの情景と木枯らしの雪空を描いた花鳥的風景の作品である。27歳という普通よりは遅い美工の卒業ではあるが、その作品が文展初入選で褒状を得たのは、それまでに画塾などでの修練があったものと思われる。作者が頭上に見たまま素直に表現した視点に若々しい自然な感性と近代的感覚が感じられる。(「京都の日本画−京都画壇の俊英達−」図録 2001年)
カテゴリー:作品
佐野一星とは?【 作家名 】 一星は京都のひと。本名滋。明治45年美工絵画科を卒業する。大正元年の第6回文展に卒業制作の「ゆきぞら」を出品、初入選して褒状となる。他に大正4年第9回文展に雪の畑に群れ飛ぶカラスを描いた「雪の日」、昭和11年の改組帝展に野辺に憩う親子鹿を描いた「春日野」の出品歴があるが、その後の画歴も没年も不明のままである。(「京都の日本画−京都画壇の俊英達−」図録 2001年) |
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