ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


The Signified or If No.1



The Signified or If No.2



The Signified or If No.3



The Signified or If No.4



The Signified or If No.5



The Signified or If No.6



The Signified or If No.7



ザヴジェル



ザガッタ



雑誌「青騎士」



雑誌「自由」(ラ・リベルテ)



雑誌「微笑み」(ル・スリール)



雑誌「ル・ポンポン」



ザツキン



『ザ・ライフ・オブ・マン』



ザルテン



「詩−赤いバラの花びらが降るとき」



詩「ドンファン」のための素材



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シェイクスピア方程式 おわりよければすべてよし


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 作家(1701)

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たんじつのやま

短日の山


作家名:山口八九子
制作年:1912年
技 法:軸装・絹本著彩
八九子は京都のひと。本名直信。別号に小遊、三樹洞主、紫陽花人などがある。美工を経て絵専を卒業する。美工在学中に中川四明に俳句を学びはじめる。大正10年第3回帝展に「浜木綿」が初入選して以後出品を続けたほか、同年創設された第一回日本南画院展に「雲仙湯煙」を出品して以後同展にも出品を続けた。大正13年鞍馬寺本堂襖に「牡丹」を揮亳するが、翌14年結核に倒れ、和歌浦に療養する。後京都にもどるが再び入院、療養を続けながら飄逸味溢れる南画を制作する。病状悪化により43歳で亡くなった。死後『三樹洞句録』が刊行されている。この作品は俳人でもあった八九子らしい画題をとり、「短日」は冬の季語である。冬の日中の時間が短い日の山仕事の様子を描いたもので、後年の俳画風の作品に通じる詩情を感じさせる。(「京都の日本画−京都画壇の俊英達−」図録 2001年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006