ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


丸山晩霞



円山四条派



マレーヴィッチ



マンシオン



マンドリンを弾くジプシー女(歌手クリスティーナ・ニルソン)



マンドリンを持つピエロ



「マン・レイ 売れないものたち」展 アルフォンス・シャーヴ画廊



マン・レイ ジュリエット マルセル・ゼルビブ カフェ・ドゥマゴにて



『マン・レイ』 ジョルジュ・リブモン−デセーニュ著



マン・レイ(手・光線)



「マン・レイ」展 ハノーヴァー画廊



「マン・レイ」展 メイヤー画廊



「マン・レイ」展 リーヴ・ドロワット(右岸)画廊



「マン・レイ 発明家・画家・詩人」展 文化センター ニューヨーク



「マン・レイ 非・抽象」展 エトワール・セレ画廊



「マン・レイ 目立たずにつづけるべきこと」展 ビル・コプリー画廊



『マン・レイ写真集 1920-1934 パリ』 ジェームズ・スロール・ソビー編



マン・レイと彼のエマク・バキア ソラリゼーション



「マン・レイの絵と島々のオブジェ」展 シュルレアリスム画廊



「マン・レイの写真作品」展 国立図書館


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たんじつのやま

短日の山


作家名:山口八九子
制作年:1912年
技 法:軸装・絹本著彩
八九子は京都のひと。本名直信。別号に小遊、三樹洞主、紫陽花人などがある。美工を経て絵専を卒業する。美工在学中に中川四明に俳句を学びはじめる。大正10年第3回帝展に「浜木綿」が初入選して以後出品を続けたほか、同年創設された第一回日本南画院展に「雲仙湯煙」を出品して以後同展にも出品を続けた。大正13年鞍馬寺本堂襖に「牡丹」を揮亳するが、翌14年結核に倒れ、和歌浦に療養する。後京都にもどるが再び入院、療養を続けながら飄逸味溢れる南画を制作する。病状悪化により43歳で亡くなった。死後『三樹洞句録』が刊行されている。この作品は俳人でもあった八九子らしい画題をとり、「短日」は冬の季語である。冬の日中の時間が短い日の山仕事の様子を描いたもので、後年の俳画風の作品に通じる詩情を感じさせる。(「京都の日本画−京都画壇の俊英達−」図録 2001年)


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006