ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


山田新一



山田正亮



山鳥啣花図



山猫



山内春暁人



「山の湖」



山本鼎



山本淑生



山本敬輔



山元春挙



山本貞



山本豊市



山本正道



山本容子



病みあがり:ルペール夫人



ヤンケ



ヤーン



ヤーン



湯浅桑月



ゆあみするシュザンヌ[ジャン=バティスト・サンテールの原画による]


<前 (167/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


がいしゅつまえ

外出前

作家名:大西荘観
制作年:1914年
技 法:軸装・絹本著彩
この作品は夏の外出前に身支度をする女性を描いたもので、絵専卒業作品である。鏡台と顔を見せずに身づくろいをする女性の取り合わせは、彼の美工卒業時に土田麦僊が発表した絵専の卒業作品「髪」を強く意識したものといえる。黒髪と白い二の腕のなまめかしい表現は作者の早熟な感性をうかがわせるが、縦構図を生かした幾何学的な構成は、画面を縦に3分割した中央部分に要所をまとめて、うまく主題である女性に視点を導く工夫をしている。繊細な描写力や緊密な構成力を持ちながら卒業後目立った活動の痕跡がなく、画壇での発表が見られないのは不思議でもあり、残念な画家である。(「京都の日本画−京都画壇の俊英達−」図録 2001年)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ドランとは?【 作家名 】

フランス、シャトゥーに生まれる。アカデミー・カリエールやアカデミー・ジュリアンで学ぶ。マティスとは旧知の間柄。1900年ヴラマンクと知り合い共同のアトリエで制作する。1905年夏のマティスとの共同製作を経て、その秋、フォーヴィスムの名称がおこったさとれるサロン・ドトンヌに出品する。1907年ピカソブラックらとの交流を通じて、キュビスムや黒人彫刻の影響を受ける。その後セザンヌの作風に近づくが、1911年以降はルネサンスの影響を受ける。また、1920年ごろからは、ドラクロワロマン主義コロークールベらの写実主義を折衷した、新古典主義風の独自の作風を確立する。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ドラン

キーワードを含む記事
25件見つかりました。

  麻田浩

  アルデイア通り

  モーリス・ド・ヴラマンク

  エルサレムの攻略

  モイズ・キスリング

  児島善三郎

  聖マトレル

  聖マトレル

  高畠達四郎

  アンドレ・ドラン

  ジュール・ドランシー(ジュール・イスナール)

  萩谷巌

  林武

  版画集〈エルサレムの攻略〉1.裸婦

  版画集〈エルサレムの攻略〉2.頭蓋骨のある静物

  版画集〈聖マトレル〉1.レオニー嬢

  版画集〈聖マトレル〉2.テーブル

  版画集〈聖マトレル〉3.長椅子のレオニー嬢

  版画集〈聖マトレル〉4.修道院

  フェリックス・ビュオ


<前   次>

徳島県立近代美術館2006