ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


〈夕の梨畑〉〈夕の原〉〈夕の景〉



「郵便貯金局25周年」記念文集



郵便物集配車型2人用乳母車



雄風



■芳園







ゆきぞら



雪に埋もれたデプリンクの別荘



雪の白とバラの紅



雪のブール=ラ=レーヌ通り



雪のベッシーヌ・ス・ガンタンプの教会



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のラパン・アジル



雪道の三人の女



雪山



湯気を立てる薬罐をのせたテーブル



ユゼフ・ヴィルコン



湯田玉水


<前 (4/8ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ゆき




作家名:井上常太郎
制作年:1918年
技 法:屏風(二曲一隻)・絹本著彩
この作品は、雪深い山中で餌を捜し求める熊、おそらくは雄雌の二頭を描いているが、全体の柔らかみある描写には写実から画想をふくらませて、作者のロマンチックな画趣を基調にした自由な表現意図が感じられ、厳しさよりも暖かさが漂う。この制作の頃、学校の先輩たちが国画創作協会の結成を発表するなど、京都は新しい日本画創造への気運が横溢していた。そうした動きを身近なものに感じながら直接制作には影響されないまでも、明治の卒業制作と比較すれば、やはりこの作品にもどこか新しい精神を感じさせられるのである。(「京都の日本画−京都画壇の俊英達−」図録 2001年)


カテゴリー:作品
キーワード検索




けんさくけっか

本文中のリンクをクリックすると、そのキーワードで検索できます。

徳島県立近代美術館2006