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しょしゅう 初秋
この作品は生涯花鳥画を追求した青以の出発点にふさわしく、中国宋元画に学んだ院体風の精妙な描写に土佐派の様式美に通じる装飾性を併せ持った独自の画趣を見せている。青以の画は確実で穏健また簡明にして装飾的といわれるが、その全ての要素がこの作品には含まれている。(「京都の日本画−京都画壇の俊英達−」図録 2001年)
カテゴリー:作品
新印象主義とは?【 美術用語 】 19世紀末のフランスの絵画運動。新印象派、ディヴィジヨニスム(分割主義)ともいう。1886年の最後の印象派展で初めて明瞭な姿を現わし、スーラとシャニックによって代表される。シュヴルールやシャルル・アンリなどの光学理論や色彩論に触発され、印象主義を継承しつつこれをさらに科学的に追求して、画面に一層の明るさと輝きを与えようとした。技法としては、パレットや画布上での混色を避け視覚混合を徹底したことが最大の特色である。スーラの古典的秩序の追求により印象主義がおろそかにしたフォルムを再び絵画の中にとり戻し、造型秩序を画面に構築したことは絵画史上における意義として特筆される。科学性と理論性の追求という特色により、キュビズムや未来派に大きな影響を与えた。 |
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