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おのさと としのぶ

オノサトトシノブ

1912年長野県に生まれる。本名は小野里利信。津田青楓洋画塾で洋画を学ぶ。1935年二科展初入選と同時に、前衛的傾向の若手作家と黒色展を結成。1938年から1956年まで自由美術家協会会員。第2次世界大戦中の1941年から45年まで従軍、戦後はシベリアに48年まで抑留される。戦前の作風は、キュビズム構成主義の影響を受けたものだったが、1954年頃から円形が主題となり、やがて朱、黄、緑、紺の4色を基調として、画面全体を覆うモザイク風の方形群から円形が浮かびあがる幾何学的抽象様式を確立。東京、ワシントン、チュリッヒなど各地で個展を開催するとともに、1966年にヴェネチア・ビエンナーレ展に出品。油彩画の制作と並行して、油彩画と同様の丸と四角を構成した作品をシルクスクリーンリトグラフ、木版によって制作し版画家としても著名である。


カテゴリー:作家
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シャガールとは?【 作家名 】

1887年ロシアに生まれる。1985年没する。ユダヤ人であるが後にフランス国籍を得る。バクストの美術学校で学んだのち、1910年パリに出る。この頃から故郷の風物を好んでとり入れる。1914年ロシアに戻り、革命後は一時期美術行政にも関わるが、22年に再びパリへ戻る。1933年にバーゼル美術館、46年にはニューヨーク近代美術館、47年にはパリ国立近代美術館で回顧展が開かれた。第2次世界大戦中は渡米するが、1947年にはフランスに戻る。1950年にはチューリッヒ美術館、63年には東京と京都で、また67年には生誕60年を記念してチューリッヒとケルンで、それぞれ回顧展が開かれた。あざやかな青や赤や黄色を用いて描かれた、花々や動物、抱擁する恋人達は、重力をこえて空を飛んでいる。スペイン内乱やユダヤ人虐殺、2つの大戦を経た彼は、永遠の愛の神話を生み出そうとしたのであろうか。油彩の他、挿絵や版画、ステンドグラスなども手がけており、今世紀を代表する画家の1人として評価されている。ニースにシャガール美術館がある。

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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006