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とうしんさんすい 冬真山水
芳崖は、狩野派の伝統のなかで自己の資質を磨き、フェノロサや岡倉天心に伴い、新しい日本画の創造に努めた作家のひとりである。作者は、文久元年に雪舟の「山水長巻」を模写し、以後幕末から維新後にかけて、特に山水画を中心に雪舟の研究に努めている。明治元年、芳崖が40歳の時に描いた本作品は、伝統的な近景、中景、遠景を意識しながら、鋭利な岩山が力強く連続的に形作られた画面構成であり、小品ながら雄大で墨の潤いが美しい作品である。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)
カテゴリー:作品
テンペラとは?【 美術用語 】 油と膠質が混じり合った乳剤(エマルジョン)で顔料を練り合わせた絵具。「混ぜ合わせる」という意味のイタリア語「テンペラーレ」(Temperare)に由来する。乳剤には、卵や無花果の乳液を使った天然のものと、カゼインと膠の混合溶液のような人工のものがある。歴史的には、卵テンペラが最も代表的なものであった。練り合わせ剤(メディウム)を使わないフレスコが広く普及した14世紀以降、フレスコと区別するため、メディウムを使う絵画を広くア・テンペラと呼んだが、油彩画が絵画の主要な位置を占めるようになった16世紀以降は、従来の卵を用いたものをテンペラと称するようになる。テンペラは乾きが早く、じょうぶで耐久性に富む絵具層をつくり、色調は油彩画よりも明るく鮮明である。しかし、色面の平塗やぼかしの技法には不向きで、線描的な性格を持っている。そのため、その欠点を補うためしばしば油彩画と併用して使われる。 |
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