ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


家の平面:ムラサキ



五百城文哉



イカロス III



イカール



伊上凡骨







イギリスセイ







イケアシャ



池田孤邨



池田蕉園



池田龍雄



池田輝方



池田満寿夫



池田宗弘



池田遙邨



池田洛中



異国風景人物図



イコノグラフィー



石井鶴三


<前 (9/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


さんりんゆうち

山林幽致

作家名:竹内栖鳳
制作年:1933年頃
技 法:絹本墨画 軸装
栖鳳は明治33年に渡欧し、ターナーコローの作品から深い感銘を受け、帰国後は積極的に西洋画法を取り入れた。本作品は、作者が水墨画に好んで描いた茨城県潮来の風景であろうか、黒い墨の階調と白の余白を巧みに用い、卓絶した筆致で幽玄な山林風景の一コマを鮮やかに切り取っている。湿潤な樹木やみずみずしい大気の表現など、画風の特色をよく示した円熟期の作品である。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

バウハウスとは?【 美術用語 】

1920年代のドイツで近代デザインの中心地となった建築と応用美術のための学校。デザインと工業技術の間に橋をかける重要な役割をはたした。1933年にナチスの圧力で解散してから教授陣と学生が各地に移住したため、バウハウスの理念は多くの国々に広められ、1930年代と40年代における近代主義のシンボルともいえる存在となった。バウハウスの創設は、1919年に、旧ヴァイマール美術アカデミーとヴァイマール美術工芸学校がグロピウスによりひとつにまとめられたことに始まる。グロピウスの最初の思想は、すべてを包含する近代的で構成的な芸術を実現して、モニュメンタルな要素と装飾的な要素の分離をなくそうとするものであったが、さらに1923年には、工業的大量生産用のデザインを行う工芸家が重要であるとした。このため、バウハウスは産業界と密接に関係を持ち、多くの製品を生み出した。その特徴は非個人的で幾何学的で厳格なことであり、むだを省き素材を研究し、洗練された形を持っており、ヨーロッパの建築・応用美術に大きな影響を与えた。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

バウハウス

キーワードを含む記事
95件見つかりました。

  遊び用の棚

  インカ・アデイェミ

  ブルーノ・アドラー

  ある音楽家のための楽譜(徳島会場不出品)

  ジョセフ・アルバース

  ヨハネス・イッテン

  ヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルト

  フランツ・エーアリッヒ

  女の館(徳島会場不出品)

  ヴァシリー・カンディンスキー

  ナウム・ガボ

  キュビスムについて

  パウル・クレー

  ヴァルター・グロピウス

  イダ・ケルコヴィウス

  ペーター・ケーラー

  声のために

  子供用椅子

  ルート・コンゼミュラー

  フランツ・シチェーク


<前   次>

徳島県立近代美術館2006