ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


シンプソン



新町橋渡初図



新レフ 1-12号(1927年)、1-12号(1928年)



シーガル



シーソー1



シーレ



ジ・エイト



じえすちーぬ



自画像



直原玉青



ジグザグ・ベビーチェア



ジゴマ



自作前の自画像(6)



版画集〈実現していないプロジェクト〉a.梱包されたホイットニー美術館



自転車タイヤ「ミシュラン」



自転車の子供用サドル



自転車乗り



自転車「ロワイヤル=ファブリク」



自動車「シトロエン」



自動車「ビュイック」


<前 (77/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


せつご

雪後

作家名:横山大観
制作年:1907年頃
技 法:絹本墨画淡彩 軸装
本作品は、大観が渡米・英からの帰国後間もなく、所属していた日本美術院が五浦へ移転し、これに伴い同地に移住した頃の作品である。雄大な雪山を描き、左上には雪山に向かって鳥が群れをなして飛んでいる。この頃の作者の心境を描いたものなのか。本作品は朦朧体とよばれた輪郭線をつかわない没線描法で描き、稜線は、意図的にぼかした筆法で湿潤な雪を表現している。作者特有の雄大な構図と濃淡渇潤を計算された作品である。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年)


カテゴリー:作品
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

写実主義とは?【 美術用語 】

客観的現実を尊重して、それをあるがままに描写しようとする芸術制作の態度や方法を指す。描写する対象を様式化、歪曲化(デフォルマシヨン)、抽象化、理想化することなく、対象の特徴を正確に再現しようとする。しかし客観的現実の本質的な特徴を捉えようとする志向は、外面的な細部描写を排除して理想化が入り込む余地を残しており、実際にはかなり幅の広い表現方法が含まれる。狭義には1840年代に、クールベ、ジャン・フランソワ・ミレードーミエらによって興され、50年代に頂点に達したフランスの美術運動を指す。これは、近代市民社会の成立を背景として表われ、新古典主義ロマン主義のように歴史やアレゴリーを主題とせず、クールベが庶民の生活や労働を描いたように、美醜を問わず真の姿を表現しようとするものであった。その後のリアリズムを名のる主な運動としては、ソビエト連邦など社会主義国で展開した社会主義リアリズムや、1960年代から70年代にかけて欧米に現われたスーパーリアリズムなどがある。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

写実主義

キーワードを含む記事
20件見つかりました。

  印象主義

  雄鶏

  アンリ=エドモン・クロス

  ギュスターヴ・クールベ

  自然主義

  島村俊明

  写実主義

  三味線奏者

  象徴主義

  ジ・エイト

  ゼリー・クールベの肖像

  アンドレ・ドラン

  長沼守敬

  林重義

  バルビゾン派

  チャールズ・W.バートレット

  前田寛治

  モンマルトルのノルヴァン通り

  浴女

  リアリズム


<前   次>

徳島県立近代美術館2006