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しきさんすい 四季山水
春草は、富山県出身の結城正明に日本画を学び、横山大観らとともに新日本画の創造に挺身した作家である。本作品は、明治29年(春草22歳)第1回絵画共進会に出品し、第三部銅牌を受賞した初期の代表作である。三部は従来の画法に拘泥しない新しい形式のものと規定しており、西洋画の遠近法をとりいれ、四季の変化を描きわけようとした。作者特有の知的理論を試行した作品である。春草の画号を用いたのは、この年の共進会が始めだといわれており、春草の画業を展望するときに欠くことのできない、極めて貴重な作品である。(「日本の美−再発見 富山県水墨美術館収蔵作品集」 2005年、加筆有)
カテゴリー:作品
コローとは?【 作家名 】 パリに生まれ、はじめ家業の反物業を手伝っていたが、20歳過ぎから本格的に絵の修行を始める。出発は遅かったが風景を中心に活動し頭角を表す。理想の自然を求めてイタリアをはじめ各地を旅し、やわらかな色丁の作風を確立する一方で、印象派を思わせる明確な造形性をもった作品も制作し、後の印象派の画家からは巨匠と見なさなされた。また、人物画にも力量を発揮っした。 |
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